入院中に鑑賞した映画とドラマ

ごはんと仕事の心配から解放されて入院サイコー。斜め向かいの女性(最低50代半ば)のいびきがすごいけど耳栓買ったからたぶん今夜はスルーできると思う(希望)。

 

鎌倉殿の13人「挙兵は慎重に」

何を隠そう実家の目と鼻の先が北条家跡地。小さい頃より親や先生から「北条政子産湯の井戸」だの「蛭ヶ小島」だの「護摩石」だの言われてもピンと来なかった物語が三谷幸喜の手で鮮やかによみがえるのはよろこびである。

ドラマを観ていて感じるのは800年変わらない地元の地形。土地の使い方。悠久、と言ってしまうと大袈裟かもしれないけど、自然と人々のくらしに、伊豆という土地の懐の深さを感じる。

 

 

ジュディ 虹の彼方に

レニー・ゼルヴァガーの歌唱力が「シカゴ」の時より上がっていて見応えがあった。高明なボイストレーナーに、歌う筋肉を鍛えてもらったらしいが具体的に知りたいものだ。

ジュディ・ガーランドにまつわる話は痛々しく聞くたびに陰鬱な気分になるため、映画もアトラクションも好きになれなかった。

 

And Just Like That 4話

キャリーが、術後ほぼ自宅療養なところにアメリカの医療保険のダメさを感じ、ウン十年前にLAのビーチで酷い日焼けをしてERにお世話になったことを思い出した。2006年の、何度保険の手続きをしても執拗に請求書が届いたあの夏。医療業界の雑で高慢で金額だけはべらぼうに高いところが、アメリカを好きになれない理由のひとつだ。